10/17/2013

Book in Time

顔 by 松本清張
短編推理小説集。タイトルの”顔”が一番良かったかな?推理モノは今まであんまり読んだ事がなかったけれど、結構好きかも。 5 / 10

三たびの海峡  by 帚木蓬生
韓国人を本国から拉致し、日本の炭坑で強制労働させ、拷問、殺戮、戦時中の両国の不安定な状況下で起こった事を韓国の視点から見た回想録。三度も隣国を行き来するのは、血を分かち合う家族の為と過去への復讐、、この本に書かれてある事は歴史上殆ど事実だったと思う。 6 / 10

つばくろ越え by 志水辰夫
江戸の飛脚屋の物語。メッセンジャー業に留まらず、自分の顧客を殺し屋から逃したり、どこにいても自分の勤め先への忠誠心は忘れない、寡黙な仕事人達の人情の厚さが見え隠れするあたりが良かった。 7 / 10

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